2006年03月27日(月)
介護保険制度の改定でサービス切捨てが! [沓沢 幸子前上里町議]
今日、相談があった方は、心配をしていた介護保険制度の変更によって、今まで利用していたヘルパーサービスが、使えなくなるというものでした。
上里町では介護保険導入時に、今までサービスを受けていた方たちが対象から外され、サービス低下にならないように求める中で、福祉事業として、日常生活に支障のある独居老人等に対してヘルパーサービスと通所事業(デイサービス)の継続が行われてきました。
しかし、介護保険制度の改定によって、4月からは要支援の認定者であっても「新予防給付」の対象になり、「介護給付」から外されることになった為に、認定がされない前の福祉事業であったこのサービスは原則廃止されようとしているようです。
町から3月いっぱいで使えなくなる旨の通知がきて、色々考えると心配で具合が悪くなってしまうと訴えられました。今回の改定の狙いは、やはりサービスを減らすことで、こうした形で影響が出てきています。
高齢者が元気に暮らすためには身体介護以外にも、家事援助のヘルパー派遣は必要な事業です。
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2006年03月23日(木)
卒業式で「国歌斉唱」を子ども達が歌うようになり、複雑 [沓沢 幸子前上里町議]
今日、22日は小学校の卒業式でした。今年度の神保原小学校の卒業生は1クラス26人と27人の2クラスです。ここ数年児童数が減少してきていて、少人数学級になっています。そのためか、とても落ち着いた雰囲気でした。しかし、今年度は一段と「国歌斉唱」を大きな声で子ども達が歌っていて、考えさせられました。教育の場の変化を感じ、複雑です。上里町では、今年度の予算で小学3年生までは38人を超えた場合に補助教員が配置されることになりました。
これは、昨年度に続いて、今年度の12月議会に、「38人以上の学級に補助教員を補うことを求める」請願を共産党が紹介議員になって提出し、賛成は13人(共産党の私、くつざわ幸子と桜井正、他に、花形、内山、伊藤博、伊藤裕、高橋、田村、関本、荒井、新井、納谷、斉藤)反対は6人で、採択されていました。(1年前の請願では全員一致で採択)
諦めないで請願を上げていた先生や保護者の成果だと思います。共産党は予算の組み換えなどでも要望していたものです。
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2006年03月21日(火)
住民の暮らしが大変になっている、税制改正の実態 [沓沢 幸子前上里町議]
昨日の朝、七本木の住民の方から電話を頂きました。「福祉を頑張ってくれると書いてあったので応援します」と言っていただきました。
3月議会が17日に終わり、上里町支部で取り組んできた『住民アンケート』に寄せられてきたご意見を、あらためて読んでいる最中です。住民の暮らしが大変な状況が伝わってくるものが目立ちます。上里町の2006年度一般会計予算は64億9950万円で、前年度より1億750万円減額の予算ですが、町民税の個人分は8822万5千円の増額を予定しています。
質疑で解ったことですが、その内の6900万円はなんと小泉改革による、定率減税の2分の1廃止や老齢者控除の廃止などによる、税制の改定によるものです。町民の所得は増えないのに、負担増による税収の伸びと言うわけです。これでは暮らしがたいへんになるわけです。
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2006年03月19日(日)
西原地域の水害対策工事現場を訪ねる [沓沢 幸子前上里町議]
上里町西原地域・御陣場川の洪水被害の問題は、桜井議員が初当選来20数年間とりくんで来たのです。河川の氾濫が原因で起きている水害は県内でも上里町だけとなり、床下浸水で住めなくなった廃屋があったり、台風の時は駐車場に鉄の防御板を設置するのを見てなんとかしたいと思っていました。
'02年の台風6号被害の時、桜井議員と現地の実態をみて回り住民の署名集めて日本共産党の荒井県議を紹介議員として県に行くと、県土整備部河川砂防課の山本主幹、坂田主査が対応してくれました。台風の来た7月に申し入れしたのが次年度予算要求となり実り、水害対策の根本的解決の道が開かれました。これは、住民の力が県をうごかしたものと考えています。
18日は、大掛かりな工事の行われている現地を訪ね周辺住民と懇談しました。
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