2008年02月17日(日)
よく売れている本─「しんぶん赤旗」調べ─ [書籍・パンフ]
水上勉著『日本の戦争 水上勉作品集』
日本の戦争について深い思いを持ち、多くの作品に独特の筆致で表現してきた人、水上勉。その水上文学の底流から、同じ世代を生きた“心友”だからこそ引き出し得た、新機軸の作品集。日本軍隊の本質を否応いわせぬ迫力で描き出した名作「兵卒のたてがみ」(吉川英治文学賞受賞)のほか、自身の戦争体験から紡がれた六作品を収録する。
- 発行:2008年 2 月出版
- 判型:四六上製 / 288 ページ
- ISBN:978-4-406-05123-1
- 定価:1,890円 (本体 1,800円)
- 新日本出版社
纐纈厚著『憲兵政治 監視と恫喝の時代』
国内ばかりか中国・東南アジアの人びとをも震え上がらせた「ケンペイ」。甘粕事件や中野正剛事件にみられるように軍内部の防諜という本来任務を逸脱し、自由主義者の抑圧や反戦を主張した日本共産党の弾圧に奔走し、侵略戦争と政治に深く関わっていった組織の実態を追う。今日の海外派兵、憲法改悪の流れに警鐘乱打する。
- 発行:2008年 2 月出版
- 判型:四六上製 / 200 ページ
- ISBN:978-4-406-05117-0
- 定価:1,995円 (本体 1,900円)
- 新日本出版社
野上照代著『母べえ』
昭和十二年、治安維持法で検束された父親と留守を預かる母娘。黒澤明監督のスクリプターを務めた著者が”あの頃の父母”を鎮魂を込めて綴る。山田洋次監督・吉永小百合主演で映画化。
- 四六判
- 120ページ
- 定価1155円(本体1100円)
- ISBN978-4-12-003895-2 C0093
- 中央公論新社
市田忠義監修『これが人間らしい働き方のルール』
労働者保護法の抜本的な拡充をめざす日本共産党の雇用・労働政策とその活用のポイントをわかりやすく解説する本。働くルール確立にむけた考え方の基本と、多くの人々が一致でき、いますぐ解決されるべき課題は何かを明確にします。労働基準法や解雇規制法など10の改正・立法案要綱も収録。たたかいの指針となる一冊です。
- 発行:2008年 1 月出版
- 判型:A5並製 / 245 ページ
- ISBN:978-4-406-05116-3
- 定価 :1,575円 (本体 1,500円)
- 新日本出版社
加藤周一著『加藤周一対話集 6 憲法・古典・言葉』

- ISBN 978-4-7803-0149-6 C0336
- 四六判上製 304頁
- 2008年02月
- 定価2,940円(本体価格2,800円)
- かもがわ出版
Posted by 地区委員会 at 20時30分
トラックバック
※ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
※送信元の記事内容が半角英数(1バイト文字)のみのトラックバックは受け付けておりません。記事本文にこのページのリンク(URL)が入っていない場合にはトラックバックを受け付けておりません。ご了承ください。
トラックバックURL
http://www.jcp-saitamahokubu.jp/blog/tb.php?ID=312